ARTIST - 鈴木将也(THE CHERRY COKES) suzuki masaya

「不可能を可能にしてくれたフジゲン。」
FUJIGEN MSA -CUSTOM

チェリーコークスでは、トラディショナル(アコースティック)な音楽観とRock/Punkの融合という、一見相反する感覚を1つの曲の中で表現するため、常にベストな表現方法を模索していた。 平たく言うと、アコースティックギターのサウンドとエレキギターのサウンドを瞬時に切り替える事は出来ないだろうか?という事。

しかし、それは今までの自分の概念では不可能な領域だった(存在したのかもしれないが)。 エレキギターサウンドはともかく、難しいのはアコースティックギターサウンド。 シミュレーターなども使ってはいたが、そこはあくまで「シミュレーター」。 リアルなアコースティックサウンドではなく、納得のいくものではなかった。

「楽器の作りの良さに本当に驚いた。 」

「ピエゾピックアップを載せたエレキギター」 行き着いた考えはそこ。 とまぁ、そんな時にフジゲンに出会ったわけだけども、それまでの愛用のギターへのこだわりもあったので、最初は迷っていた(正直過ぎ!?)。 しかし、実際にフジゲンのギターを自分の手で弾かしてもらうと、楽器の作りの良さに本当に驚いた。 値段だって海外のブランドのものなら軽く何倍もするであろうギター。

「あぁ、こんなに素晴らしいメーカーが日本に存在したのか・・・」

今思うと、日本だからこそのキメの細かさだったりするんだろうな・・・と思うんだけど。 百聞は一見にしかず、一度手にとってみて損は無いかと。ギターを既に持っている人は特に驚くと思う。

「自分の好みでオリジナルなギターを組み上げてもらうのもイイ」

フジゲンはオーダーも出来るから、自分の好みでオリジナルなギターを組み上げてもらうのもイイと思うし。 話を戻すけど、今回の俺のギターも色々と相談しながら組み上げていただいたんだけど、さすがの知識で色々と教えてもらったし、 未知の部分が存在するオーダーだったので不安だったんだけど、「いや、逆に挑戦する価値はありますよ。」と、 素敵な!?チャレンジ精神なんかもあって、結果・・・素晴らしいギターが生まれました。

アコースティックサウンドもエレキサウンドもしっかりとした細部の作りの良さを感じるし、何より弾きやすい。 ハイフレットの弾きやすさはビックリしたくらいだし。音が前に飛ぶ感覚というかなんというか、ハッキリとした輪郭で真っ直ぐ鳴ってくれる。 これは間違いなく、これからの新しい時代のスタンダードになっていくと思う。

不可能を可能にしてくれたフジゲンにはとても感謝しています。

鈴木将也

Biography

鈴木将也 Suzuki Masaya

Guitar: FUJIGEN Masterfield MSA-CT10 CUSTOM
Band: THE CHERRY COKES guitarist

THE CHERRY COKES

ザ・チェリーコークスは、アコーディオン、ティンホイッスル、マンドリン、バンジョー、バウロンなど 様々な民族楽器や民族音楽(ケルト音楽をメインに様々)を取り入れ演奏される音楽 "PADDY BEAT"(パディービート)の7人組ロック・バンド。

海外のバンドとの共演も数多く、最近ではアメリカのFlogging Mollyとの全米ツアーも記憶に新しいところ。 初めて観る者も虜にするビート感&メロディ満載のライブは「鉄板」と各方面からも評価が高い。

>> THE CHERRY COKES Official HP

>> Official Blog 'Round Midnight