ARTIST - 山口和也 yamaguchi kazuya

「楽器はバランスなんだなと感じました。」
FUJIGEN VIRTUOSO FL

以前よりリペアやメンテナンス等でフジゲンさんにはお世話になっておりました。

今回このVIRTUOSO FLを使わせて頂いた感想ですが、ただただ素晴らしいギターで改めて楽器はバランスなんだなと感じました。 サウンド、プレイアビリティー、ルックス等が見事なバランスで成り立っています。

出音は正確なピッチ感とともに倍音豊かな太い抜けの良いサウンドで、特にフロントピックアップの色気のあるトーンが気に入っています。 弾きやすさに関しても秀逸で、レスポールに比べボディーエンドがスマートで、これによりストラップ使用時にバランスがよくネックが近くに感じられます。

あとネックの仕込み角度の問題でしょうか、ボディートップから弦が近く弾きやすいです。これによりピックガードを使用しなくてもストラトタイプとの持ち替え時のストレスが少ないです。

ルックスも洗練された素晴らしいシェイプでトラディショナルなモデルが好きな僕でもすごく気に入りました。新しいスタンダードになり得るデザインだと思います。

巷には様々なギターが溢れていますが、なかなかこのバランスを実現しているモデルは無いんじゃないかと思います。

バランスが悪い?ところ言えばこのクオリティの高さにもかかわらず価格が限界まで抑えられている所でしょう。 これはフジゲンギターのすべてのモデルに言える事です。

他ではあり得ませんよね。

山口和也

Biography

山口和也 Yamaguchi Kazuya

大阪出身。幼少の頃よりピアノを学び、15才でギターを始める。
2002年頃からアーティスト・サポート、セッション・ギタリストとしてのレコーディング参加等で活動開始。ブルージーなスタイルを活かし2006年すべての作曲、アレンジ、プログラミングを担当したブルース・ギター・インスト・アルバム『Mojo Tribe』発表。
ギター・インストラクターとしての活動も開始。プロ/アマ問わず数百人のギタリストへの個人指導経験を持つ。ギター&ベース教則本やギター誌講座の執筆活動のほか、楽器メーカーのアドバイザーとして製品開発に携わり、製品デモンストレーション演奏やギタークリニックでも活動。
最近では宮脇俊郎、小林信一、野村大輔、菰口雄矢という日本屈指のギタリストとともに『Gentle Guitar V』を結成し、1st Album『Gentle Guitar V』をリリース。
他にも活躍中の若手ミュージシャンを中心にスムーズ・ジャズバンド『.7』(ドットセブン)を結成。
精力的にライブ活動を行っている。

>> 山口和也 Official Website


About ' MOJO TRIBE '

コンテンポラリー・ブルース・ユニット 歴史的ブルース・ギタリストの偉業に敬意を払い、 ROBERT JOHNSON、HOWLIN' WOLF、B.B.KING、R.L.BURNSIDE、BUDDY GUY、PEE WEE CRAYTON 、 BIG MAMA THORNTON、PINETOP SMITH、JAMES COTTON、BLIND BLAKE、SRV、LIGHTNIN' HOPKINS、 等のルート61号線沿いに活躍したギタリスト及びテキサス・ブルースの歴史をコンテンポラリー・ブルースで表現。

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